繋げてストーリー
2007/11/15 15:19
皆で絡んでお話を作り上げよう
オリジナルは猿の携帯HPにて更新中
『人間への進化論mobile』 (待受とか着信の無料ダウンロードもやっていきます)
文系じゃないんだよなー という方もどんどん参加して下さい。
想像力や妄想力がある方も、どしどしお話を繋げて行って下さい。
主人公が多重人格となりますので、他の方の作り出した人格に
更なるアクションをさせるも良し、はたまた自分で別の人格を作るも良し。
私とリンクで繋げってない方も自分のブログを宣伝する代わりでも
何でも良いですので、『繋げてストーリー』に参加して頂けると
嬉しいです。
ちゃログ外の方、申し訳ございませんが、参加する際は
こちら
に登録後
『繋げてストーリー』に参加して下さいm(__)m
今回の出来上がったお話はなるべく綺麗に製本して
(素人がやる範囲ですが、一応綺麗を心がけます!)
今はまだ叶わぬちゃログオフ会に持参してオフ会参加者様方に
プレゼント
させて頂きたいと思います。
ちなみに、今回のお話のタイトルは
お話が出来上がった時点で投票により皆で決めれたらと
思っております。
※『繋げてストーリー』の今回のお話の感想等、
お話の続き以外のコメントは
隣の掲示板にてお願致します。
『タイトル:未定』
僕の名前は田中秀一。どこにでもいるサラリーマンだ。
今日も何事もなくいつもと同じ時間に会社を出て
いつもと同じ家路についている。
満員電車が嫌いな人が多いみたいだけど、僕は好きだ。
誰も彼もがひしめき合っていて、目すらあわせようとしない。
それが心地良い。
何故ならば僕は・・・・・・・・
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ちなみに、今回のお話のタイトルは
お話が出来上がった時点で投票により皆で決めれたらと
思っております。
私もちょこちょこ絡んでいきますので
宜しくお願い致しますm(__)m
宜しくお願い致しますm(__)m
※『繋げてストーリー』の今回のお話の感想等、
お話の続き以外のコメントは
隣の掲示板にてお願致します。
スクロールがなるべくしやすい用に、
行間の使用は極力さけてもらえるとありがたいです。
多重人格(解離性障害)とは、
心的外傷への自己防衛として、自己同一性を失う
神経症の一種。
自分が誰か理解不能であったり、複数の自己を持ったりする。
行間の使用は極力さけてもらえるとありがたいです。
多重人格(解離性障害)とは、
心的外傷への自己防衛として、自己同一性を失う
神経症の一種。
自分が誰か理解不能であったり、複数の自己を持ったりする。
『タイトル:未定』
僕の名前は田中秀一。どこにでもいるサラリーマンだ。
今日も何事もなくいつもと同じ時間に会社を出て
いつもと同じ家路についている。
満員電車が嫌いな人が多いみたいだけど、僕は好きだ。
誰も彼もがひしめき合っていて、目すらあわせようとしない。
それが心地良い。
何故ならば僕は・・・・・・・・
☆;:*:;☆この文末からどういう話に持っていくかは皆様次第です。☆;:*:;☆









コメント
汗臭くて油臭くて、何で人間はこんなに臭いのかしら。
私は電車が大嫌い。いつもなら電車なんて乗らないでタクシーで
仕事場に行くのに。ちょっと寝坊するといつもこれ。
「秀一」は自分が普通じゃないと自覚しているくせに、
電車を使って移動したがる。今度はくせだと言って謝ったって
許してあげない。明日仕事に遅刻するように今日はずっと私が
この体を使ってやろう。
でも・・・・・大丈夫かしら・・・・誰にも邪魔されなければ良いけど・・・
とにかく次の駅ですぐタクシー捕まえなくちゃ。
本当電車なんて大嫌い!!!
ちょっとーーー、後ろのおっさん!!
こっちが動けないからってお尻触ってんじゃないわよ!!!
Posted by MONKEYgirl » 2007/11/08 03:38
お尻を触られたり胸を触られたりは
仕事で慣れてるけど・・・また 部屋の中 に押し戻された。
秀一以外の誰かが体を使ってると、いつもこの中にいなくちゃいけない。
表に出れるのは秀一が外にいる時だけなのに・・・
全部秀一のせいだ。
もしかして、これは秀一の計画?
電車に乗ったら私が体を維持できなくなると
思ったのかしら。私の仕事を一番嫌っているのも秀一だし。
でも目立つのがいくら嫌いだからって
私にまでそれを押し付けてほしくないのよね。
私には私の人生があるんだから!
あの痴漢のおっさんもムカツクけど、
私を、私の人生までコントロールしようとする秀一もムカツク。
これでまた職場替えなくちゃいけなくなったら
秀一も同じ目に合わせてやる。
今、誰が外にいるのかしら・・・
誰が体を使ってるの?
Posted by MONKEYgirl » 2007/11/08 13:26
君も秀一もいろいろあるだろうが、本当の持ち主は僕、東史郎だからね。
運転免許も健康保険証も僕の名前になっていることを忘れてもらっちゃ困るよ。
世間様には、史郎と言わなきゃいけないぜ、リカ。
リカ、鼠色したくたびれたスーツで、腰をくねらせて歩くのは、勘弁してくれよ。
それだから、変態親父に尻なんかなでられるんだ。
スカ−トはいて、化粧するのは、秀一が寝付いた夜中にしてくれよ。
好きだぜ、リカ。君のことは、僕が1番よく知っている、当たり前だけどな。
最近おもうんだけどな。僕、史郎をやめたいよ。リカになりたいよ。
なあ、お前もそう思わないか・・・・・・・?
Posted by akira » 2007/11/08 19:00
史朗!!
だいたい、リカなんてたかがしれてるだろう?
神経質な女なんてウゼーーだけだぜ。
リカになりたいなんて、お前らまとめて俺になってしまえ。
織田堅剛にな!!
俺様が外に出てるときは無敵だぞ!!!
誰も近寄ってこないからな。 ハッハッハッハ
って、お前もさっきからブツブツ言ってないでなんとか言え!!
お前だよ・・・・・・・
Posted by ひこchan » 2007/11/08 19:46
お薬を飲んでくるのを忘れた。
どうしよう、どうしよう、どうしよう
ちゃんと、9時30分に飲まないと
ちゃんと、時間通りに飲まないと
どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう
リカも、史朗も、織田くんも、どうでもいいから
早く帰って、お薬飲まなきゃ
あ、誰か来る。
Posted by いち香 » 2007/11/08 20:35
電車の中の止まった息詰まるような空間が
「右側のドアが開きます。ご注意下さい。」
というアナウンスと共にザワザワと動き出す。
史郎は素早くあたりを見渡す。
どうやら誰も彼の変化に気づいていないようだ。
史郎は持っていたブリーフケースを人ごみの隙間に
押し付けるようにして出口を目指す。
ここで電車を降りる事に関しては彼もリカと同じだ。
ここからタクシーを拾い、例の場所に行かなければいけないからだ。
そして、彼の仕事上、電車という乗り物は必ずしも都合の良いものではない。
いくら人がひしめきあい、お互いの存在を極力意識しないようにしているとは言え、
そして、別人格が出ている際、彼の容姿や雰囲気が変わるとは言え
万が一という事がある。
自分の中に次々と人格が生まれ、消えていく事に対しての利点には
史郎はある意味感謝していた。このお陰で、彼の仕事がある一定レベル以上の
物になっているとも言えよう。
史郎は出たい時に出て、他のくだらない日常に関しては彼らにまかせて
おけば良いのだから。
そしてたまにリカが体をコントロールしている時、楽しくもある。
ただ、数分前のあの声は・・・・・・・・・・
薬?
彼は首筋がザワザワする感覚を久々に感じた。
この間感じたのは、織田堅剛が警察官に職務質問を受けた際
いきなり暴れだし、それに対してこの体の持ち主である史郎自身
外に出る事ができなかった時だった。
「堅剛も何とかしなくては・・・・・」
そう呟くと
史郎は、駅の改札を出て行った。
Posted by MONKEYgirl » 2007/11/08 22:02
博士はもうすぐ完成だというけれど、AIシステム、漢字で書けば愛システム、どこまで役に立ってくれるだろう。
リカはシャネルが好きだと言うし、秀一は一度でいいからアルマーニで決めたいと願っている。
織田堅剛に至っては、夜間戦闘用ゴーグル付きのアーミールックを狙っているらしい
僕は・・・・・ 僕は自分でありさえすれば、史郎でありさえすればそれでいいのに。
常に史郎でいられないなら、リカにでもなりたいと願うのだ。
容姿や雰囲気が変わるとは言え、都度洋服まで変えるわけにもいかない。
AIシステムは分子構造を変え、インプットした洋服に外見上、頭の先から靴の先まで
トータルコーディネイトが可能というのが歌い文句なのだが。
今日は、その試作品ができたというので、博士の研究所へ来たワケだ。
わくわくするようで、少し怖い。
怖いと背中がゾクっとしたとたん・・・・・
オイオイ、お前が出てきちゃ、テストもできんだろうが・・・・。
お前は、 おい、よせ。 お前の趣味ときたら、ああああああぁぁぁぁぁぁ・・・・・・ 僕・・・・。
Posted by akira » 2007/11/08 23:18
さ、早く俺様に合う洋服を用意しろ!!
なんだ〜〜これは、ちょっとダサクないか?
それに、ゴーグルもちょっとチャチだし。
これ暗視機能じゃないじゃないか。
お前も役に立たないな。
次くるときまでちゃんと用意しとけ!! いいな、ジジィ・・・
あ、それと、その服に 堅剛 の名前を忘れるなよ!!
さて、うるさい史朗もひっこんでるし今のうちに夜の街に出ようとするかな。
チッ またあの薬ヤロウがなにか叫んでるな。
そういって、織田堅剛はネオンの広がる新宿歌舞伎町へとでていった。
織田堅剛が街を歩いていると キャッチに 引っかかって、その店へと
入っていった。
店の中は薄暗くて5人のホステスと見るからに怪しい男達が酒を飲んでいた。
堅剛はその店で1時間くらい飲んで店をでようとすると、小さな紙切れに
150,000円と書かれたものを綿された。
ソレを見た堅剛はもちろんプチ切れて、暴れだそうとしたそのとき、
(暴力はダメよ! 暴力は・・・・)
堅剛のもっとも苦手な奴の声がした。
そいつは・・・・・・・・
Posted by ひこchan » 2007/11/09 02:56
Posted by いちろん » 2007/11/09 03:58
堅剛が苦手なジャンルの人間達.....
以前、その方面で随分痛い目にあった記憶が.....『忘れろ!!』
無理にキムチをほおばり、そのつかり過ぎの酸っぱさで忘れようと我慢する
そんな毎日が走馬灯のように蘇ってくる
ひろし......ひろし......
なんでお前がここで?
Posted by いちろん » 2007/11/09 04:06
史郎、いや、「ひろし」は伏せていた目を上げた。
そして今までの険しい顔とは打って変わった笑顔で紙切れを一瞥すると
いそいそと片手をズボンの中に入れ何やらゴソゴソとしはじめた。
その異様な行動に、店の中の数人が気付き声を抑えながら
クスクスと笑っている。その声にカウンターにいた男が首を傾けて
ひろしを見やる。
「堅剛さん!」
男は椅子から立ち上がると、ひろしにツカツカと歩み寄って行った。
「何ですか?モメ事ですか?」
“今、人を一人殺して来ました”というような形相をしたその男に
ひろしは眉間を寄せながら値踏みするように上から下まで男を観察する。
すると、いきなりまた元の笑顔に戻り
「あんた11万持ってる?あたし4万しか無くて」
と、ズボンの中から4万円札をハラリと出して男にいたずらっぽいウィンクを送った。
男は困惑した表情を一瞬見せたものの、何か納得したようにうなずき
先ほどから苛々した様子でひろしの目の前に突っ立ている黒服の男に
片手を軽く上げ、下がるように指図した。
「ここはおごらせてもらいますよ。堅剛さん。」
二人の男は店を後にした。
Posted by MONKEYgirl » 2007/11/09 21:07
この狭い新宿で、6つの組関係がシノギを食んでいる。その中でも、表看板はもっとも企業的であり、裏看板は武闘派とスジモノには知れ渡っている大高組系工藤会。まさに最高の武闘派集団で中国マフィアも手を出さないと言われた工藤会No.2の男、渡辺まさしである。
まさし、カミソリのように切れ、チェーンソウのように残酷な男、まさしが力もブチ切れ具合では絶対敵わないと思った唯一の男が 堅剛なのである。
しかし、今一緒に歩いている男は堅剛のネーム入りの戦闘服を着ているが、まさしの知っている堅剛ではないと、それだけは確実にそうだとまさしは感じていた。
「あんた、誰なんだ?」 唐突にまさしは言った。
ひろしは笑顔で答えた。いや、答えたのは、笑顔だけで、まさしには何も答えにならなかった。
ひろしは心の中で叫んでいた。早く変わってよ。2丁目ならあたしの住処だけど
ここはダメ。ねえ、あんたが来てくれなきゃ、ここは収まんないわよ。
堅剛はダメよ。あんたが来たら、いくつ命があっても足りゃあしないわ。
二度目の「あんた、誰なんだ」がアスファルトとコンクリートの街に吸い込まれていった
ひろしの心の叫びは絶叫となった。
あたし達ってこんなだけど、時には助け合ってもいいんじゃない。
だから、早く来てよ。 早く〜。 だから、あんたよ。あんたわかってんでしょ。
その声がしたのは、まさしの手が背中に刺した白鞘のドスに触る瞬間だった。
Posted by akira » 2007/11/09 22:12
いや、お前が出ていくとまた暴れだそうとするからダメだ(史朗)
じゃ、じゃ、誰がいく? ドキドキ(秀一)
私は嫌よ!! あんなヤクザみたいなのと一緒にいるのは絶対嫌!!(リカ)
そ、そんなことより早く薬飲まなきゃ・・・・(???)
だ、だれでもいいから早く変わってよ〜〜こわいよ私。。。(ひろし)
せっかく寝てたのに、お前らがうるさいから目が覚めたじゃねーか
面倒クセーけど俺が行くよ。
堅剛は絶対ココからでてくるな!! いいな!!
(あいつはすごくキザなところがあるが、度胸があるからな。あいつでいいか)
よかった〜〜あんたがでてくるのね? 早く替わって(ひろし)
ってあいつは誰だ!!(堅剛)
結局、こいつがひろしと入れ替わることになった。
もちろん、こいつの名前は・・・・・
Posted by ひこchan » 2007/11/09 23:46
口先三寸で世の中を渡っている。なんとでも言ってくれ。
結局、暴力沙汰を避けて通る時には、俺が呼び出されるって寸法さ。
あぁ、わかったひろし、堅剛に成りきって、まさしを騙せばいいんだな。
任せろ、堅剛のことなら、赤ん坊の時から知っている。
「まさしよ〜。誰に口聞いてんだぁ。 お前は誰だと?」
「俺を忘れたのなら、思い出させてやろうか?」
俺は小さく拳を挙げて、前を向いたまま、ゆっくりとまさしに答えた。
「いえ、堅剛さん。堅剛さんが、俺の組内のボッタクリで飲んで、まあそれはいいんですが、うちの若い奴のチンケな脅しで金を払うなんて信じられなくて」
「普通だったら、全員のされて、店はぺしゃんこにされてるでしょうからねえ」
「アハハハ、お前のとこのボッタクリバーはよう、看板の女だけは綺麗だからよう」
綾志は女目当てでつい、入っちまったのだと、ちょっとしたお遊びだと説明した。
「ありゃ、お前の女かぁ。1回俺にも使わせろや」
「勘弁してくださいよ。あれは会長の女ですよ。女だったら俺がいつでも呼びますから」
綾志はヤクザに女をめぐんでもらう程落ちぶれちゃいないと思ったし、その結果が面倒な関係を築いてしまう事を知っていた。
所詮、ヤクザの女である。綾志のコマス資産家の娘達とは全然違うのだろう。
綾志はそれでも資産家の娘がヤクザの女より、上だとはこれぽっちも考えることはなかった。綾志にとってオンナはオンナであり、只の商売道具であった。
堅剛として綾志が言った言葉は
「あぁ、頼むぜ。ハクイ奴をな。また電話するわ」
まさしは10万円のズクを2つ、迷惑料ですと堅剛(綾志)に手渡した。
手をあげ、新宿でもっとも恐れられる男が、その男がもっとも恐れる男に、頭をさげ
闇の中に消えて行った。もっとも、真実は薄っぺらさでは新宿一かもしれない綾志だたのだが。
新宿・花園神社近くの路地である。
綾志はチッと舌打ちし、堅剛愛用の煙草「セブンスター」に火をつけた。
煙草は両切りのピースと決めてるのだが、今はひと仕事終えた一服がすぐに必要だった。
さてと、明日は土曜日だ。イヤ、15分前に今日になってしまったが・・・・。
俺はもう、寝るぜ。遊びたい奴は、勝手にしろや
さあ、今夜は軍資金はあるぜ。誰が何をしたいんだぁ・・・・
Posted by akira » 2007/11/10 22:22
そういうと、他の連中は別にいいよ、俺ら眠いから。。。。
じゃ、俺でていくね。
そういって秀一がでてきた。
秀一は(綾志がかせいだお金)10万円を手にして、朝まで営業してる
花屋に立ち寄った。
黄色いバラを30本とカスミソウを買ったのだ。
タクシーに乗り込んだ秀一はある場所を運転手に告げた。
秀一はタクシーに乗ってる間、目的地までずっとうつむいたまま
無言で乗っていた。
目的地の500m先で秀一はタクシーを降りて、ブツブツ独り言を言いながら
歩いて目的地へと向かった。
目的地・・・・そこは夜8時から早朝5時まで営業している食堂だった。
秀一は以前からその食堂に何度か足を運んでいて、その店の常連とまでは
いかないが、店の人には顔を覚えられていた。
ガラガラガラ・・・ドアを開ける。
「いらっしゃい、あら、東さん、どうぞおかけになって」
そういって、その女性はカウンター席に秀一を案内した。
「綺麗なお花ね? 黄色いバラ? すごく綺麗」
花を見つめる女性。
その花を見つめる女性を見つめる、秀一。
「え、えと、明日誕生日だったよね?」 秀一は顔を真っ赤にしながら女性に言った。
「う、うん。そうだけど、え??まさか、私に?」 女性は驚いた様子で秀一を見て
言った。
そう、秀一はこの食堂の女性に惹かれてるのである。
が、しかし、気の弱い秀一は花を渡すだけで精一杯だったのである。
これからのことは全くのノープランで秀一自体どうすればいいかわからなかった。
(秀一、お前じゃ無理だから替わってあげるよ。。。)
この声は..........
Posted by ひこchan » 2007/11/11 00:18
Posted by akira » 2007/11/13 22:29
実は、秀一がバラの花を買った時から、こんな事態を想定はしていたのだった。
任せろ、秀一、明日はお前は女将とデートだ。
綾志は花の始末を店員に指示している女将に言った。
「女将、女将も女だ黄色いバラの花言葉くらいしっているんだろ?」
女将の名は由美。28歳の若さで、この店のオーナーである。
「あら、東さん、知っててよ。ジェラシー、それとも嫉妬かしら」
「でも、東さんにジェラシーなんて似合わないわよ」
「女将、俺の名は東じゃないんだ。田中っていうんだ」
由美はいつもと違う秀一に戸惑っていた。そして警戒もした。
「まあ、田中ってえのも偽名かもしれませんこと」
「ま、それはいい。女将はMビルの専務を知っているかい?」
「M一族じゃ、亜流だがな、一応世間じゃ専務の安島だよ」
「安島さんなら、ご贔屓にしてもらっていますけど」
「知っているかと聞いたのは、そう意味じゃネエ。ここの開業資金の出所は安島だって知っているかって聞いたんだ」
由美は奥の小座敷へ綾志を誘った。
「店の者の耳もあります。めったな事を言ってもらっては困りますよ」
小物の秀一が急にバラを持ってきたり、安島の名を出したり、これは何かあやしい。
「女将は、工藤組の渡辺まさしと仲がいいのかい」
「ジュクで暮らしてりゃ工藤組と仲良くしなきゃ生きていけませんよ」
「絵解きを披露しなきゃ、本当の事は言ってくれそうもないみたいだな」
「俺は、安島専務に嫉妬して、あのバラを持ってきたと言ったら、少しはわかるかい?」
由美は綾志がすべて知っているのか、それともハッタリなのか。
何よりなにが目的なのかそれらが心の中で渦巻いていくのを感じていた。
Posted by akira » 2007/11/13 22:49
女将は、工藤組の渡辺と組んで安島をゆすったな。
安島はMビルの金を横領していた。サツに言っても1円にもならんが
Mビルの主流に言えば、安島の首が飛ぶ。だから、安島は金を出した。
金を出すには出したが、安島もバカじゃねえ。
渡辺のアルバイトの証拠を握って、奴の首根っこを押さえた。
ヤクザの世界もアルバイトはイカンらしいな。
さて、困ったのは女将、お前さんだあ。一生食い尽くすつもりだった安島が
渡辺を当てにできなくなった。
麹町のマンションはそのための部屋だ。安島を食い止め、蟻地獄に落とす為に。
証拠かぁ、ほら、あんたらの18禁の写真だぜ。
横領の方は東京地検にでも頼めばすぐに見つけてくれるだろうよ。
綾志の言っていることは、正しかった。しかし何故知っている。
渡辺とわたし。そう安島しか知らないことなのに。
「面白い物語だわね。わたしと安島が寝てるだけじゃないの」
「テープがある。これを聞けばMビルのオーナーは喜ぶと思うがな」
最初の5分で由美はテープを止めさせた。
「さあ、何が目的なの?お金なら、あたしじゃなくて、直接、安島に言った方が早いわよ」
「だから、嫉妬だと言ったじゃないか。明日、俺とデートしてくれ。それだけだ」
「デート?それだけなの」「隠している事があるんじゃないの」
「そうだな、ガキのデートじゃなく、大人のデートにしてくれ。それで全部だ」
由美は名刺を取り出すと、携帯電話の番号を書き添えた。
差し出された名刺を受け取ると、綾志はすぐに電話をかけた。
和服姿の由美の胸元から、バイブの小さな音が聞こえた。
「まあ、疑り深いのね。今更ウソはつかないわ。明日、午前中電話して」
綾志は片手を上げ、店を出た。
綾志が何ヶ月か前、コマシたお嬢様が安島の娘で、好奇心からか、父思いなのか知らないが、父親の素行を調査した。
その結果を綾志が偶然手に入れた。
実は金になる方、Mビルの横領の方はさっさと金に換えていた。
安島は知らないが、奴は既にM一族えはゾンビのような存在なのだ。
そだ、秀一、忘れず明日電話しろよ。デートの約束は取り付けたぜ。
秀一は思いも寄らぬ展開に絶望的な気分になっていた。
それも、これも自分が黄色のバラなど買ったのがそもそも原因なのだが
さあ、まだ金は20万あるぜ。よっぴいて遊ぶには足りねえかぁ。
新宿午前2時。これからがお楽しみの始まりだぜ。俺は少し休む。交替だ。交替。
綾志はベンチに座ると、目を閉じた。
数分後、目を開けたのは・・・・・・・・。
Posted by akira » 2007/11/13 23:20
Posted by いち香 » 2007/11/14 03:21
家に帰って、シャワーを浴びて、薬の準備をして、
シャツにアイロンもかけないと。
居心地の悪いのは、嫌い。
目の前に並ぶ無数のタクシーを一台選び(一番シートの手入れが出来ていそうなやつ)
さっさと家に向かった。
Posted by いち香 » 2007/11/14 03:35
この体の中の人は、自分の事は自分で誰だか知っている。
名前がもちろんある。
だけど、僕には名前すらない。変な話だが、記憶喪失って奴なのだろうか?
史郎という人が薬をもらい、でも飲むのはたいてい僕だ。
誰もが無関心でいてくれる、だから、僕にとってこの体は割りと居心地がいいのだ。
部屋に戻ってシャワーを浴びる。熱いシャワーを10分も浴びていると
些細なことはどうでもよくなってしまうのが不思議だ。
些細でないことー僕は誰なのか? それが知りたい。
思い切って今夜は呼びかけてみようか。 誰かあ。僕の事知りませんかあ。
教えてくださいよ〜。
パジャマ代わりのジャージ着替えた時だった。
「教えてあげようかぁ」と心の奥で小さな声が聞こえたのは。
男か女かわからない。年寄りなのか、若いのかもj解からない。
もう一度「教えてあげようかぁ」 僕は決心して、心の中で叫んだ。
「お願いだ、教えてくれ〜」
Posted by akira » 2007/11/14 22:43
そう言うと彼は中から出てきた。
全てはひとつの体の中と外で起こっている事で、
他人から見たら独り言で成り立っているようにも見える。
道で通り過ぎる時は目を合わせたくは無い
そんな「変な男」でしかない今日の彼は
何が起こっているのか知るはずもなく
ただただ、それぞれの人格の混乱に振り回されていた。
秀一はもう眠りたかった。
強くなれない自分に嫌悪感を感じてはいたが
それよりも何よりも疲れ果てていた。
だが、外と中で繰り広げられる声に嫌でも耳を傾けられずにはいられなかった。
「教えてあげようかぁ」
その声の主は、秀一の近くにいるようだった。近くと言っても
安いアパートの壁越しに聞こえる声位、はっきりはしていないのだが。
その声には聞き覚えがあった。
遠い昔、秀一がリカを生み出した時期。
あれは・・・そう、小学6年生の頃だったか。
その頃既に色々な人格に振り回され、そしてそれを上手くコントロールする為の
術を知らなかった秀一。リカはそんな時、強い自己主張の持ち主という形で
徐々に表に表れて来たのだ。
そのリカが、同じクラスの男子にいじめられていた時
この声を聞いた。
秀一は思い出そうと記憶の奥底に手を伸ばそうとする。
が、彼は疲れ果て知らぬ間に眠りについていた。
Posted by MONKEYgirl » 2007/11/15 22:12
でも、そこはもう既に私の知らない世界となっていた・・・・・。
Posted by ツイホウ » 2007/11/17 00:53
慌てて、昨夜、綾志ガ手に入れてくれた電話番号をプッシュした。
「俺、田中だけど・・・・・・・・」
「約束だったわね。1時に池袋の東口でいいかしら?まだ、お腹がすいてないのよ」
「一緒にお昼を食べて今後の話をしましょうよ。近くで電話をかけてね」
由美は言うだけ言うと沈黙した。何か、企んでいるのかもしれない。
「あぁ、わかったよ」秀一はそれだけ答えると、慌てて支度に取り掛かった。
なんだ、まず何をしなきゃならない???
こういう時、秀一は段取りが悪い。計画性がないというか。
史郎や綾志に頼みたい気分になりそうだったが
それだと何をしてるのか、自分が何者なのか解からなくなってしまう。
そうだ、まずは髭剃りだ。そう思いついて洗面所へ向かった。
「秀一、いい女なのかぁ。いそいそしちゃって。オイラにも珠には一発やらせろよ」
卑猥なセリフで、奴が声をかけてきた。
ああ。また面倒な奴が眼を覚ましやがった。
秀一は無視してシェービング・クリームに手を伸ばしかけたが・・・・・。
「無視かよ。そうは行かないぜ。オイラなんか1ヶ月に1度眼を覚ますだけなんだからな」
無常にもその声は大きくなり、秀一の意識と体を乗っ取ってしまおうとする。
あらがう、秀一よりも、一層大きな力で、深い穴の中に吸い込ませる力が働く。
秀一は意識を集中しようとしたが、無駄な抵抗だった。
「やあ、久しぶりだなあ。この感触。体があるっていうのはいいもんだ」
大きく背伸びをしてその男はシェービング・クリームに手を伸ばした。
さて その男は・・・・・・・・・・・・・・・・
Posted by akira » 2007/11/17 10:43
オイラはオイラ。お前はお前。
それで良いんだ。
「サトシ」 そういう事にしておこう。
一ヶ月も出ないと、髭の剃り方も忘れちゃうもんだなぁ。
おかげで顎から血が出てきた。
ティッシュティッシュ。
まぁ良い。面倒になったら誰かに代わるさ。
それよりも何よりも、今日は女が手に入る。
面倒臭い気もしなくもないが、面倒な女なら誰かがどうにかするだろ。
一時に池袋。
行き方覚えてないなぁ・・・・・・・・なんだか面倒くさくなってきた・・・
まぁ、ここで誰かに代わると肝心な時に出れなくなるかもしれないからな。
よし、とりあえずは路線図プリントアウトしたし、
さて、行くか。
Posted by MONKEYgirl » 2007/11/19 01:09
しかし自分が消えたにも関わらず進む体.....その体は勝手に一歩、また一歩と
足を進めていくのだった
一時に池袋....
それは記憶の引き出しの奥底にしまわれたままだ
そのからだは歩を進めながら、ふと晴天の空を見上げるのだった
季節は深秋
風は柔らかくそよぎ、紅葉した木々から降る色彩が美しい....
颯爽と歩くからだが心地よい乾燥したにほいを感じている
....ああぁ....この感覚.....いつか感じたことが.....
!!!!!!!!!!
一瞬の出来事だった
頭が割れるかのような凄まじい悲鳴が聞こえた!!
周りをみても、人々は何事もないかのように忙しく歩いていく...
何だったんだ.....?
そう思う目の先には強く握り締められた路線図の紙があった
Posted by いちろん » 2007/11/23 21:19
長細い形のビルを指すそれの横には、「F 202」 。
F 202?
Posted by いち香 » 2007/11/28 09:41
小さなエントランスがあるマンションだった。外部からの訪問者は住人にkeyを開けてもらわなくてはならない。
電話が2台と正面に部屋番号を書いたパネルがあった。
パネルに白いボタンが付いている。果たしてF202の部屋番号はあった。
フラットの意味であろう。F2で始まる部屋は3部屋である。
最上階のF901だけが1つだけでF2〜F8まではすべて3部屋ずつである。
どうしたら、いい? 何もわからず、F202のボタンを押すか。
第一、オレはオレということしか記憶がなく、F202の住人にどう説明したらいい?
その時だ、急に電話が鳴り出した。反射的にオレは電話を取ってしまった。
しかし、何も言い出せないまま、無言でいると
「何、してるんだ。たまたま防犯用のカメラで見つけた。keyを開ける。」
無機質な声で、すぐ上がって来いという。目の前の自動ドアが音もなく開いた。
オレはどうしたらいい? オレは逡巡しながらも、足は勝手に前に一歩を踏み出していた。
Posted by akira » 2007/11/28 20:15